鹿島FW安部裕葵、バルセロナとのクラブ間合意を発表 「いろんな葛藤があったなかで…」
今季から鹿島の10番を背負ったなか、バルセロナから正式オファーを受け基本合意
J1鹿島アントラーズは12日、日本代表FW安部裕葵のスペイン1部のFCバルセロナへの完全移籍について、クラブ間の基本合意に達したことを発表した。20歳のアタッカーはクラブを通じ、「チームメート、チームスタッフがいて、自分自身、このタイミングで海外移籍という挑戦するチャンスを与えられたと思っています」と感謝を述べた。
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安部は2017年に瀬戸内高から鹿島へ加入。2018年にはJリーグベストヤングプレーヤー賞に輝き、FIFAクラブワールドカップではスペインの名門レアル・マドリードとも対戦した。
今年6月のコパ・アメリカ(南米選手権)でA代表に初選出。大会中にはバルセロナが関心を示していると報道が出て、注目度が上がっていたなか、12日に鹿島が公式サイトでクラブ間合意を発表した。今後は現地でのメディカルチェックなどを経て、正式契約が結ばれる予定だという
安部はクラブ公式ツイッターでメッセージを残している。そのなかで、「このたびはバルセロナに移籍することが決まりました。いろんな葛藤があったなかで皆様のサポートだったり声援、チームメート、チームスタッフがいて、自分自身、このタイミングで海外移籍という挑戦するチャンスを与えられたと思っています」と述べた。
FC東京からレアルへ移籍した18歳MF久保建英が大きな注目を集めるなか、鹿島の10番を背負ったアタッカーがスペインへ渡る。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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