インテルの名守護神が代表引退を発表 「スロべニア代表としてのキャリアが終わったということだ」

欧州選手権プレーオフ敗退でハンダノビッチが31歳で運命の決断

 世界屈指の名手として知られるスロベニアの大守護神が代表でのキャリアに終止符を打つことを決めた。17日の欧州選手権予選プレーオフで、スロベニアはウクライナと1-1の引き分け。2戦トータルで敗退が決まった。傷心のGKサミル・ハンダノビッチ(インテル)は代表引退を発表している。インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」が伝えている。

「一つだけ言えることは、これで僕のスロベニア代表としてのキャリアが終わったということだ」

 ハンダノビッチは短くそう言い残してスロベニア代表からの引退を発表したという。

 幼馴染で浦和で活躍するFWズラタンも後半途中から出場したが、本大会への出場は叶わなかった。ズラタンが「世界でも5本の指に入るGKで、彼からペナルティーエリアの外でゴールを決めるのは、まず不可能だと思っている」というほどの存在感を相手FWに与える名手だが、大舞台への道は閉ざされてしまった。

 ハンダノビッチは31歳とGKとしてはまだまだ長く活躍できる年齢だが、後進に道を譲り、クラブでの活動に集中する決意をしたようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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