武藤所属ニューカッスル、新監督を英2部シェフィールズ・ウェンズデイから引き抜きか
スティーブ・ブルース氏との契約交渉を現地紙が報道 コーチ陣含めて総額6.8億円か
日本代表FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルは、チャンピオンシップ(英2部)のシェフィールド・ウェンズデイを率いているスティーブ・ブルース氏を、新シーズンの監督候補にリストアップしたようだ。英紙「テレグラフ」が報じている。
ニューカッスルは2016年からクラブを率いていたラファエル・ベニテス監督と長らく契約延長の交渉を行っていたが、契約はまとまらず。最終的にベニテス監督が中国1部スーパーリーグの大連一方と契約し、後任監督を探していた。
マンチェスター・シティのミケル・アルテタコーチやベルギー代表のロベルト・マルチネス監督、さらに現レンジャーズ監督の元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード監督ら、複数の候補者の名前が挙がっていたなかで、これまで数々のクラブを率いてきたブルース氏に白羽の矢を立てたようだ。
ブルース氏は現地時間10日、シェフィールドのオーナーでありチェアマンのデジホン・チャンシリ氏と会談を行い、ラファエル・ベニテス氏の去ったクラブを率いたい意向を伝えたとされている。
監督本人だけではなく、アシスタントコーチのスティーブ・アニュー氏、ステフェン・クレメンス氏を含め、コーチングスタッフも新チームに連れていく見込みだ。そのため、ニューカッスルには500万ポンド(約6億8000万円)が必要になるという。
ニューカッスルは4日から指揮官不在のまま始動していたが、中旬に行われる中国ツアーには、監督が間に合う可能性が出てきた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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