カンボジア地元紙がハリルジャパンの不調を報道 「前半はどちらがFIFAランク183位かわからない」
「日本はベストなトライをしていなかった」
「カンボジアは自信を持ってプレーしていた。相手にプレッシャーをかけミスを誘い、50-50のボール争いにも勝っていた。前半はどちらがFIFAランキング183位で、どちらが50位なのか見分けることが難しかった」
またレポートでは、試合を観戦したあるサポーターの声も伝えられている。カンボジア国民は0-2で敗れたとはいえ、日本相手に果敢に戦った自国の代表選手に誇りを持っているようだ。
「たとえ日本に敗れたとはいえ、ハッピーだよ。日本と比較すれば私たちのレベルはとても低い。日本はベストなトライをしていなかったようだ。もし彼らがベストだったら、3点か4点取られて負けていた」
カンボジア国民は日本をはっきりと格上として認めた上で、冷静な視点で試合を分析していた。12日のシンガポール戦から先発8人を入れ替え、FW本田圭佑(ACミラン)や主将のMF長谷部誠(フランクフルト)を温存した日本。しかし、この試合の低調ぶりは「ベストメンバーではなかった」という理由だけで片付けていいものなのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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