ベイルが中国からのオファー拒否 年俸21億円のレアル残留か、ビッグクラブ移籍か
プレミアリーグの移籍市場が閉まる8月8日がリミットか
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、中国1部のクラブへの移籍を拒否したようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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昨季途中に復帰したジネディーヌ・ジダン監督の下で出場機会が限られ、レアルでの将来が不透明な状況にあったなか、ベイルはこのままスペインにとどまることになりそうだ。複数の現地メディアが中国クラブへの移籍を取り上げていたが、今夏のアジア移籍はベイルの頭の中にないという。
一部のメディアでは、移籍金を支払う気がない中国のクラブに対して、レアルがオファーを拒否と報じられたが、「マルカ」紙はベイル本人に中国へ移籍する意思がなかったと伝えている。仮にレアルを離れなければならなくなったとしても、彼が希望しているのは欧州のトップリーグに所属するクラブへの移籍だという。
現在、ベイルはカナダで行われているレアルのトレーニングキャンプに参加しており、記事では「残留に向けて、クラブとの最初の戦いに勝った」と伝えられている。
従来、プレミアリーグの移籍市場は8月末日まで開いていたが、今夏から8月8日に前倒しされた。ベイルの移籍金は高額になるため、欧州ではプレミアリーグのクラブ以外は手を出しにくい状況。そのため、この日を過ぎれば、レアル残留が決定的になると、ベイルは認識しているという。
ベイルとレアルの契約は、2022年6月までと3年も残っている。現時点でレアルには、ベイルへの獲得オファーは届いていないようで、残留となればベイルは1700万ユーロ(約21億円)の年俸を受け取り続けるという。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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