【11日の移籍動向】中村俊輔がJ2横浜FCへ完全移籍! イタリアの強豪ローマは正GK候補獲得
41歳の中村、J1最下位のチームからの移籍に「申し訳ない気持ち」
J2横浜FCは11日、J1ジュビロ磐田から元日本代表MF中村俊輔を完全移籍で獲得したことを発表した。
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2000年にJリーグ史上最年少の22歳でMVPを受賞後、イタリアのレッジーナやスコットランドのセルティックでプレーした中村は、2010年にJリーグへ凱旋。横浜F・マリノスを経て、17年に磐田へ完全移籍した。今季は怪我に悩まされリーグ戦出場は2試合のみ。チームは最下位に沈み、6月30日には名波浩監督が辞任を発表していた。
移籍に際して、41歳の中村は「こういうチーム状況というか、苦しい時にチームを変えるという決断は考えましたけども、そこに至ったということなので、申し訳ない気持ちですね。あとはやっぱり練習場でもすごいファンの方があれだけいっぱい来るのも初めて見たし、ホームでの雰囲気は本当に良かったし、もっと勝って一緒に勝利を分かち合えたらと思った」と話している。移籍先の横浜FCには元日本代表FW三浦知良や元日本代表MF松井大輔、U-20ワールドカップ日本代表のFW斉藤光毅らが所属する。今季後半戦で夢の共演を見ることができるかもしれない。
また新シーズンに向けた欧州の移籍市場では、ローマがベティスからスペイン代表GKパウ・ロペスを完全移籍で獲得したことを発表した。2018年夏にエスパニョールからベティスに加入したロペスは、昨季のリーガ・エスパニョーラで33試合に出場。同年9月からはスペイン代表にも定着し、11月に行われたボスニア・ヘルツェゴビナ戦でA代表デビューを果たすなど飛躍のシーズンとなった。
一方、ローマは2018年夏にブラジル代表GKアリソンがリバプールへ移籍。昨季ゴールマウスを守ったスウェーデン代表GKロビン・オルセンは前任者の穴を埋めたとは言い難く、セリエAでは2013-14シーズン以降で最多の48失点を喫し6位に終わっていた。
【その他、11日の主な移籍動向】
<イングランド/プレミアリーグ>
■アストン・ビラ
DF エズリ・コンサ ブレントフォード(2部)より完全移籍で加入
<ドイツ/ブンデスリーガ>
■デュッセルドルフ
FW ナナ・アンポマー ワースラント=ベフェレン(ベルギー1部)より完全移籍で加入
<イタリア/セリエA>
■SPAL
FW マルコ・ダレッサンドロ アタランタからレンタル移籍で加入
<ポルトガル/リーガNOS>
■ポルト
FW ルイス・ディアス アトレチコ・ジュニオール(コロンビア1部)より完全移籍で加入
DF イバン・マルカノ ローマ(イタリア1部)より完全移籍で加入。
<ベルギー/ジュピラー・プロ・リーグ>
■ロイヤル・アントワープ
MF アレクシス・デ・サール シント=トロイデンより完全移籍で加入
<J2>
■モンテディオ山形
MF 秋山大地 セレッソ大阪よりレンタル移籍で加入
■水戸ホーリーホック
MF 福満隆貴 セレッソ大阪よりレンタル移籍で加入
■柏レイソル
MF 三原雅俊 ヴィッセル神戸よりレンタル移籍で加入
(FOOTBALL ZONE編集部)