「ネイマール獲得計画」をレアル断念 PSG同僚ムバッペが“補強リスト”のトップへ
来夏のムバッペ獲得に動き出すとスペイン紙が報じる
レアル・マドリードは、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール獲得に向けた動きを、完全にストップさせたようだ。長期に渡り、ネイマールの動向を追いかけていたレアルだが、様々な問題を起こしているブラジル代表FWの獲得は、あまりにもリスクが大きいと判断したようだ。スペイン紙「AS」が報じている。
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レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は、ネイマール獲得に執着していた。しかし、ここにきてターゲットをPSGのチームメートであるフランス代表FWキリアン・ムバッペに切り替えたという。ネイマールがピッチ外で多くの問題を起こしているのに対し、クリーンなイメージがあり、ロシア・ワールドカップ優勝メンバーでもある20歳の才能豊かなムバッペが、より魅力的な補強対象になったと記事は伝えている。
世界的な名選手を毎年1人獲得するプランを持つペレス氏は、今夏の移籍市場でもチェルシーからベルギー代表MFエデン・アザールを引き抜いた。そして来夏、2020-21シーズン開幕前にはムバッペを獲得する狙いを持っているという。ムバッペとPSGの契約は22年までとなっているため、その契約が更新されなければ、12カ月後には現在よりも割安の移籍金で獲得できるはずだと目論んでいる。
ネイマールは、PSGを離れたいとの意向を明らかにしており、プレシーズンのトレーニングキャンプ初日にクラブに合流しなかった。PSGもネイマールと袂を分かつ考えがあるというが、レアルは良いビジネスにならないとして触手を伸ばすことはしないようだ。PSGは1億5000万ユーロ(約183億円)のオファーがあれば、ネイマールの放出に動くとされており、バルセロナが再獲得に向けて動く可能性が高いという。
果たしてネイマールは、どのユニフォームを着て新シーズンの開幕を迎えることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)