アーセナルDFコシエルニー、米国遠征帯同の拒否をクラブが発表 「失望している」
移籍容認の報道もされていたなかクラブが事実公表「私たちの指示に明確に反している」
アーセナルで2018-19シーズンに主将を務めた元フランス代表DFローラン・コシエルニーが、プレシーズンの米国遠征帯同を拒否した。現地時間11日にクラブが公式サイトで発表している。
コシエルニーは2018年のロシア・ワールドカップを右アキレス腱断裂の手術で欠場し、元ドイツ代表DFペア・メルテザッカーの引退に伴い、アーセナルの主将に任命された。秋には代表引退を表明して、クラブでのプレーに専念する状況も作り上げていた。
しかし、プレミアリーグでの出場は17試合にとどまり、契約は残り1年間。33歳のベテランは今夏の移籍市場で買い手がつけば、クラブは移籍を認めるという報道がされていた。
そうしたなか、アーセナルはコシエルニーがプレシーズンのスタートにあたる米国遠征を「拒否した」とクラブ公式サイトで発表。そして「ローランの行動には失望している。私たちの指示に明確に反している。問題が解決されることを希望している」とした。クラブとの軋轢が表面化してしまった。
先月の時点では母国フランスのクラブやブンデスリーガのドルトムントが獲得に興味を持っているとされていたコシエルニーだが、少なくとも移籍に向けた動きが加速するのは避けられない状況だと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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