代表練習で右足骨折の清武は手術せず治療 ハノーバー監督は落胆のコメント

6月の日本代表活動に続き負傷

 ハノーバーの日本代表MF清武弘嗣が17日のワールドカップアジア2次予選カンボジア戦前日練習で右足第五中足骨骨折で離脱を余儀なくされたが、手術はせずに保存療法でリハビリを進めることが決まった。ブンデスリーガ公式サイトが「清武が右足を負傷。再び離脱へ」と特集している。

 清武は6月の日本代表合宿でも右足甲を骨折していたが、今回も日本代表のドクターの診察で亀裂が確認。手術は行わずに日本で保存治療を行う方針だという。

 清武はハノーバーのベストプレイヤーと評価を受けていた。右足甲骨折から今季第4節で復帰後、チームの最近の8得点のうち7得点を生み出していた。セットプレーでもキーマンだっただけに、ミヒャエル・フロンツェック監督はの落胆ぶりを紹介。「負傷したことは、キヨ(清武)本人にとっても、チームにとっても非常に痛い出来事だ。ハノーバーの中心選手だったキヨの離脱を、我々は受け止めなければならない。彼の回復を願っている」というコメントを紹介している。

 今季勝ち点11で、15位に低迷するハノーバーの巻き返しのキーマンだった清武の再離脱は最悪の悲報となっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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