「私の父の物」 マラドーナ息子、ハメスのナポリ移籍報道を歓迎も“警告”「10番に触るな」
父マラドーナはナポリの英雄 息子の“気がかり”はハメスの背番号
レアル・マドリードからドイツ王者バイエルンに期限付き移籍していたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは今夏、ナポリへの移籍が濃厚視されている。ハメスにナポリ移籍を推奨してきたアルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏の息子がこの報道に歓喜しているという。スペイン紙「マルカ」が伝えた。
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ハメスはバイエルンへのレンタル2年間が終了し、保有権はレアルへ戻った。しかし、ジネディーヌ・ジダン監督の構想から外れているようで、再び移籍の可能性が浮上。新天地はセリエAのナポリとなることが濃厚で、レアルとバイエルンで指導を受けたカルロ・アンチェロッティ監督との再会が待たれている。
この報道に歓喜したのがマラドーナ・ジュニアだ。「マルカ」紙のインタビューで、「いつも(ハメスのSNSの)写真に、ナポリに行くべきだとコメントしていたんだ。プレッシャーを与えていたら、最近、彼は僕のコメントの一つに『いいね』を押していたよ」と述べ、こう語っている。
「ハメスがナポリに来るなんて夢が叶った。左足でこのようなクオリティーを持ったサッカー選手は、チームをより良くしてくれる。街も両手を広げて彼を歓迎するだろうし、彼はきっとベストなパフォーマンスを見せてくれると確信している」
父・マラドーナは現役時代、1980年代から90年代にかけてナポリで成功を収めている。ハメスのナポリ行きを大歓迎したマラドーナ・ジュニアだったが、「背番号10(のユニフォーム)に触るな。それは家族の私物、私の父の物だ」と注意を促した。
ナポリ移籍間近とされていながら、正式発表には至っていないハメス。ナポリに移った場合、背番号にも注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)