レアル久保建英の未来は? ジダン監督が北米遠征で“能力査定”へ「将来が決まる」
久保とブラジル人FWロドリゴ、ジダン監督が「見極めるべき2選手」と地元メディア報道
スペインの名門レアル・マドリードは現地時間9日に北米遠征ツアーのためカナダ入りし、10日からトレーニングを開始した。今夏、FC東京からレアルに加入した日本代表MF久保建英の新たなチャレンジが始まったなか、ジネディーヌ・ジダン監督が見極めるべき2選手の中に日本人MFも含まれているようだ。「ジダン監督は2選手をテストしなければならない」と、レアル専門「Defensa Central」が報じている。
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レアルのトップチームは北米遠征を敢行し、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス、ブラジル代表DFマルセロ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロース、元フランス代表FWカリム・ベンゼマら主力クラスが帯同。チェルシーから加入したベルギー代表MFエデン・アザールも顔を並べ、レアルB(カスティージャ)でプレー予定の久保も同行している。
レアル専門メディア「Defensa Central」は、「ジダン監督は2選手をテストしなければならない」と記し、久保と新加入のブラジル人FWロドリゴ・ゴエスがその対象としている。久保とロドリゴはともに2001年生まれの18歳で、「ジダン監督は、彼らがカンテラ(下部組織)でプレーするか、トップチームでプレーするかを決める」と報じ、次のように続けた。
「“スペシャル”と呼ばれる2人がおり、彼らの将来がモントリオールとプレシーズンマッチでのパフォーマンスで決まる」
久保について「レアルは高く評価している」としながらも、「彼がトップチームでプレーすべきか疑問の声もある」という。ジダン監督をはじめ、周囲に強烈なインパクトを与えて存在感を高められるかが、今後の運命を大きく左右する。
7月20日にバイエルン・ミュンヘン(ヒューストン)、23日にアーセナル(ワシントンDC)、26日にアトレチコ・マドリード(イースト・ラザフォード)とのプレシーズンマッチに臨むなか、久保の出番も訪れそうだ。