ボローニャ移籍の冨安、“ウェルカムイラスト”に海外注目 「古典的なファミコンモード」
元日本代表MF中田英寿氏以来、15年ぶりとなる日本人選手誕生にボローニャが映像用意
日本代表DF冨安健洋は、現地時間9日にベルギー1部シント=トロイデンからイタリア1部ボローニャへの完全移籍が決定した。元日本代表MF中田英寿氏以来、15年ぶりとなる日本人選手のボローニャ加入を受け、クラブ公式ツイッターはウェルカムムービーを制作。映像終盤にはロッソブルー(赤青)のユニフォームを纏った冨安のイラストが登場するが、海外メディアは「古典的なファミコンモード」と伝えている。
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アビスパ福岡の下部組織出身の冨安は、高校2年生の2015年にトップチームデビュー。翌年にはトップ昇格を果たしてプロ入りすると、2018年1月にはシント=トロイデンへ海外挑戦を決断した。2年目の18-19シーズンはレギュラーの座をつかみ、公式戦40試合に出場。日本代表にも定着し、いまや主力の1人になりつつある男は、“守備の国”イタリアへのステップアップ移籍を果たした。
9日にボローニャ公式サイトで移籍が正式発表されると、クラブ公式ツイッターは「ようこそ、冨安健洋!」とウェルカムムービーを投稿。「CHAMPION UNLOCKED」という文字と、「?」という文字を添えた黒シルエットの後、ロッソブルー(赤青)のユニフォームを纏った冨安がガッツポーズする姿を描写したイラストが映し出される仕上がりとなっている。
ベルギーメディア「Walfoot」は、「古典的なファミコンモードでボローニャ入りが発表された冨安健洋」と見出しを打ち、「1990年代のフットボールゲームに敬意を表し、オリジナルのビデオゲームスタイルで祝われる」と注目している。
データ分析会社「オプタ」によれば、冨安は昨季、シント・トロイデンでパス数(1222本)、インターセプト数(65回)、空中戦(95回)、空中戦勝利数(50回)でチーム最多を記録するなど、文字通り主力の活躍を披露した。“守備の国”イタリアでどのような飛躍を遂げるのか、20歳の俊英への期待は高まる。