ボローニャ冨安への“歓迎ムービー”に伊紙注目 「トミヤス・マニアがツイッターで熱狂」
ボローニャはアニメーション動画とともに冨安の加入を発表
日本代表DF冨安健洋は現地時間9日、ベルギー1部シント=トロイデンからセリエAボローニャへの移籍が決定した。ボローニャは公式ツイッターにアニメーション動画を投稿して冨安の加入を発表したが、その盛り上がりにイタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が注目。「トミヤス・マニアがTwitterで熱狂」と報じている。
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冨安はアビスパ福岡の下部組織で育ち、2016年に福岡のトップチームに昇格。翌年にはレギュラーとしてリーグ戦35試合に出場し、18年1月にシント=トロイデンに完全移籍を果たした。2年目の昨季はレギュラーの座をつかみ、19歳にして日本代表にもデビュー。今年に入ってもアジアカップでフル稼働、コパ・アメリカ(南米選手権)でも主力として奮闘し、9日にボローニャ移籍が発表された。
「コリエレ・デロ・スポルト」は「冨安はボローニャの歴史上、2番目の日本人選手となった」と見出しを打ち、元日本代表MF中田英寿氏以来、15年ぶりとなる日本人選手のボローニャ加入を詳報。冨安の経歴を紹介するとともに「1998年生まれの若いDFである冨安は体格がよく、強いフィジカルが武器の一つ。後方からも攻撃のアクションを起こせる」とプレー面の特徴に言及している。
さらにボローニャが公開した独特な“歓迎ムービー”についても言及。該当ツイートに対する「いいね」の数がボローニャ公式の過去最多となったことに触れつつ、「冨安はすでにアニメーション化されている。80年代のゲーム風アレンジだが、当時この日本人DFはまだ生まれてもいなかった。今はロッソブルーの戦士だ」と綴っている。
異例とも言える歓迎とともに、ボローニャに加入する冨安。新シーズンでの活躍に今から期待が高まっている。