柴崎岳、デポルティボが獲得オファーとスペイン紙報道 「猛チャージ」「再び迫っている」
デポルティボSDも関心を認める 「非常にレベルの高いプレーヤー」
ヘタフェの日本代表MF柴崎岳は昨季、ホセ・ボルダラス監督の下でリーグ戦7試合出場にとどまり、今夏の去就が注目されている。そんななか、今年1月の移籍市場でも柴崎の獲得に乗り出していたスペイン2部デポルティボから、再度の獲得オファーが届いているという。スペイン紙「AS」などが報じた。
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昨年の10月以降、森保一監督率いる日本代表に継続招集され、中盤の軸の1人として君臨する柴崎だが、ヘタフェではコンスタントに出番を得られず、リーグ戦出場は7試合、プレー時間は計389分にとどまった。しかし、コパ・アメリカ(南米選手権)の日本代表として質の高いプレーを見せた柴崎には、デポルティボが1月に続いてオファーを出しているようだ。
「AS」は「デポルティボが柴崎岳に猛チャージ」と見出しを打って報じ、「27歳の柴崎は再びリアソール(デポルティボの本拠地)に迫っている」と伝えた。交渉が進行中であると報じられる一方、問題点として「他の1部クラブや国外からも関心がある」ことを挙げている。また、契約が2年残っていることを指摘しつつも、デポルティボ側は契約成立に向けてポジティブな手応えを感じていると報じた。
また、デポルティボが位置するガリシア地方の地元紙「ラヴォス・デ・ガリシア」は、交渉がまだ最終段階には至っていないことを伝えたうえで、スポーツディレクター(SD)のカルメロ・デル・ポゾ氏の昨季を総括するなかで残したコメントを紹介している。
「ガクはプレーオフのマジョルカ戦(昇格プレーオフ決勝/2戦合計2-3で敗戦)を見ていたんだ。驚くべきことだよ。彼は1部リーグの選手であり、我々は4人のMFを抱えているが、そのポジションで違いを作れれば、我々にはオプションが生まれる。今回のマーケットでどうなるか、様子を見てみよう。ガクは非常にレベルの高いプレーヤーだからね」
交渉は今後の進展次第とはいえ、デポルティボが継続的に関心を持って柴崎にアプローチしていることは間違いない。今夏の動向には引き続き、注目が集まることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)