バルサ“136億円FW”、リバプール行きを識者推奨 「クロップなら最大限を引き出す」
元アイルランド代表の解説者、デンベレ獲得資金に疑問符も「リバプールなら上手くハマる」と主張
バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレには、UEFAチャンピオンズリーグを制したリバプールへの移籍の噂が浮上している。アイルランドのラジオ局「オフ・ザ・ボール」で解説を務める元アイルランド代表のケビン・キルバーン氏は、「クロップ監督ならデンベレの最大限を引き出せる」と語ったことを、英紙「デイリー・エキスプレス」が報じている。
リバプールは今夏の移籍市場で、あまり積極的な動きを見せていない。7月9日現在で、ズヴォレから17歳のオランダ人DFセップ・ファン・デン・ベルフを獲得したのみとなっていて、今後どのような選手を獲得するか注目の的となっている。
リバプールの獲得候補として噂されているのがデンベレで、キルバーン氏は「オフ・ザ・ボール」の番組内で、ユルゲン・クロップ監督の手腕を評価している。
「クロップならデンベレの最大限を引き出すことができると思う。彼は誰の可能性でも引き出せるだろう」
続けて、キルバーン氏はデンベレの移籍金は1億ポンド(約136億円)以上になると予想したが、その価値に関しては疑問符をつけている。
「彼にそれだけの価値があるだろうか? バルセロナは彼を獲得するために支払い過ぎた。高額な獲得資金やクラブが好む方法では上手くいかなかったようだが、リバプールなら上手くハマるだろう」
デンベレはバルサが費やした金額に見合う活躍をできていないと考えるキルバーン氏は、リバプールなら活躍できると考えているようで、獲得に対して肯定的な意見を述べていた。バイエルンも興味を示していると報じられている一方、残留するとも言われているデンベレ。22歳の若き才能は、来季どこでプレーすることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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