ブラジル代表DFアウベス、メッシやC・ロナウドと比較…“ネイマール活用法”で持論
アウベスが盟友について言及 「チームはネイマールのためにプレーしてあげないと」
今夏の移籍市場で去就に注目が集まる1人と言えば、ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン/PSG)だ。かつて所属したバルセロナへの帰還も噂されるなか、代表とクラブで盟友だったブラジル代表DFダニエウ・アウベスがネイマールについて言及。地元テレビ局で“メッシやロナウドと同じように扱うべき”との発言をしたという。
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スペイン紙「AS」によると、アウベスはブラジルのテレビ局「ベン・アミーゴス」という番組にゲスト出演。コパ・アメリカではキャプテンの重責を務め、母国開催の同大会優勝の立役者となった。36歳ながらまだまだワールドクラスの右サイドバックであることを証明したアウベスは先月でPSGとの契約が切れ、バルサへの復帰やインテル加入が噂されるなど、こちらも注目銘柄となっている。
そんなアウベスはネイマールについて、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)との比較論をこう語っている。
「チームはメッシとクリスティアーノのためにプレーしている。そして同じくチームはネイマールのためにプレーしてあげないと」
コレクティブなプレーが求められるなかで個人中心となるのは“依存”にもなりかねない。しかし、発言の主はメッシをバルサ時代にサポートし続けたアウベスである。このようにも続けている。
「例えばオレは、メッシとの関係でそれをやったんだよ。彼がドリブルやアシスト、そしてゴールをするために、オレはただ彼にボールを持たせるような動きをしていたんだ。友人としての俺の仕事は、彼が向上するためにやっていくことだ。もし彼が2分間ボールを持たなければ、彼は試合から消えてしまう。連係しないといけないんだ。それはネイマールもね」
個の力を最大限出すために、自分が連動する――。アウベスはこのように伝えたかったのだろう。そんな“名黒子”はどこに新天地を求め、新たなるエースをどう支えていくのか注目だ。