ベイルの“飼い殺し”決定!? レアル、中国クラブからの週給1億6000万円オファーを拒否
若手の台頭や数々の故障歴でジダン監督の構想外となるなか、高額オファーが届いたが…
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、今夏の移籍の可能性が報じられている。北米遠征のメンバー29人に名を連ね、日本代表MF久保建英らとともにカナダ入りしているなか、中国クラブから届いた週給120万ポンド(1億6000万円)の超高額オファーはクラブが拒否したという。英紙「デイリー・メール」が報じている。
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ベイルは2018-19シーズン、スペイン代表MFマルコ・アセンシオやブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールの台頭で、ベイルの出場機会は減少。さらに、クラブは今オフ、チェルシーからベルギー代表MFエデン・アザールを1億ユーロ(約122億円)で獲得し、2列目のアタッカーの充実を図った。
怪我の多さもベイルの苦悩に拍車をかけ、18-19シーズン途中に復帰したジネディーヌ・ジダン監督の構想外という状況。今夏はマンチェスター・ユナイテッドやバイエルンへの移籍が噂されていたが正式なオファーは届かず、“飼い殺し状態”となる可能性も浮上している。
移籍先が決まらない理由として、週給60万ポンド(約8120万円)の高額サラリーに加え、度重なる負傷歴がネックとされていた。スペインのテレビ番組「エル・チリンギート」によると、中国クラブがベイルに対し、週給120万ポンド(約1億6000万円)という破格のオファーを提示したという。しかし、レアルはこれを拒否。中国クラブがベイルの給料をカバーする以上の金額は出す気がないのが理由だとされている。
今夏、すでに3億ポンド(約400億円)以上を費やしているレアル。さらにマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバ獲得も目指しているとあって、資金調達にはシビアなようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)