「ベイルと久保の存在感が際立つ」 日本代表MFの北米遠征メンバー入りに海外熱視線
同じFWに登録された韋駄天ベイルとともに、海外メディアで紹介されるなど注目度大
スペインの名門レアル・マドリードは現地時間9日、北米遠征のメンバー29人を正式発表し、一行はカナダに到着した。スペイン代表DFセルヒオ・ラモスやクロアチア代表MFルカ・モドリッチら主軸が揃うなかで、今夏にFC東京から電撃移籍が決まった日本代表MF久保建英も名を連ねた。海外メディアは「ベイルと久保の存在感が際立つ」と報じている。
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今季、FC東京の主力としてリーグ戦13試合で4ゴールをマークした久保は、6月9日の国際親善試合エルサルバドル戦(2-0)で史上2番目の若さとなる18歳5日でA代表デビュー。直後のコパ・アメリカ(南米選手権)でも全3試合に出場したなか、ブラジルの地でレアルへの電撃移籍が決まった。
2018-19シーズンを3位で終えたレアルは、8日に始動。クラブ公式サイトやSNSでは、“白い巨人”の練習着に身を包んだ久保が同じく新加入のフランス代表DFフェルランド・メンディや、スペイン代表FWルーカス・バスケスと挨拶して握手をかわす姿が公開されていた。
そして、レアル一行は9日にカナダに到着。同日正式発表された遠征メンバー29人には、S・ラモスや2018年にバロンドールを獲得したモドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロース、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルら世界的スターとともに、「Kubo」の名前もFW欄にあった。
ラテン・アメリカのスポーツ専門チャンネル「DirecTV Sports」は、遠征メンバー発表を受けて、コスタリカ代表GKケイラー・ナバスは母国コスタリカから、スペイン代表MFイスコは第2子誕生に備えてあとから合流することに触れつつ、「ベイルと久保の存在感が際立つ」と伝えている。
久保が登録されたFWは、ベイルやベンゼマ、新加入のエデン・アザール、ブラジル代表の18歳ヴィニシウス・ジュニオールら計11人が集う激戦区。熾烈なサバイバルのなかで、どのようにアピールしていくか、18歳レフティーの真価が問われることになる。