元伊代表FW、ユーベ入り噂のイカルディに助言 「献身的にならなければならない」
元W杯王者トニ氏、イカルディとC・ロナウドの共存は可能と主張
現役時代にバイエルン・ミュンヘンやユベントスで活躍した元イタリア代表FWルカ・トニ氏が、古巣の前線に“助言”を送った。トニ氏はインテルから戦力外通告を受けてユベントスに移籍すると言われているアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディと、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは共存できると主張。2人を輝かせるための策を提示したという。イタリア紙「トゥットスポルト」が報じた。
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新たにアントニオ・コンテ監督が就任したインテルのジュゼッペ・マロッタSDは、イカルディに戦力外通告をしたことを明かした。移籍先は以前より噂されているユベントスが有力とされているが、ロナウドとの共存は難しいというがもっぱらの意見となっている。それに対してセリエAでも得点王経験のあるトニ氏は、イカルディに献身性を求めている。
「ロナウドとイカルディは、2人ともフィニッシャーだ。CR7はすでに王者を経験済みで、マウロは素晴らしいストライカーではあるが、まだファイナルにも至っていない。クリスティアーノは試合を決められる選手だから、やり過ぎてはいけない。イカルディが一緒にプレーするつもりなら献身的にならなければならない」
イカルディ次第でロナウドとの共存が可能なことを主張したトニ氏は、チームのシステムに触れて2人のストライカーが生きる方法を提案した。
「結局のところ、サッリ監督次第でバランスを探すことになるだろう。私が思うにロナウドとイカルディが共存するには、4-3-1-2が良いだろう。その後方で(ウェールズ代表MFアーロン・)ラムジーがトップ下を務めるといい」
ユベントスがイカルディを獲得した際には、トニ氏の推奨するシステムを使用することになるのだろうか。まずは動向を見守りたい。
(FOOTBALL ZONE編集部)