サッリ監督の元右腕、チェルシーの解任決断に失望 「最高の成果は2年目以降だと…」
アシスタントコーチを務めたゾラ氏はチェルシーの決断を“失敗”と判断
元イタリア代表FWジャンフランコ・ゾラ氏は、チェルシーがマウリツィオ・サッリ監督を解任したことに失望感を抱いており、“失敗”だと思う理由を明らかにしている。英紙「メトロ」が報じた。
昨年7月、解任されたアントニオ・コンテ氏の後任としてチェルシーの指揮官となったサッリ監督は、UEFAチャンピオンリーグ圏内となるリーグ3位、UEFAヨーロッパリーグでは優勝に導くなど、端から見れば十分な結果を残した。しかし、クラブはシーズン終了後にサッリ監督を解任。クラブのレジェンドである元イングランド代表MFフランク・ランパード氏の監督就任を発表した。
サッリ監督のサポート役としてアシスタントコーチを務めていたゾラ氏も退団となったが、サッリ監督を解任したことは失敗だったと、自身の考えを主張している。
「マウリツィオの仕事の最高の成果は、1年目ではなく、2年目以降だと思っていた。彼の仕事の仕方を見たが、やりたいことを整えるには少し時間がかかるし、また彼は選手に多くを要求する。だから、選手たちが慣れればどんどん良くなっていき、仕事はより効果的になっていく。本当に残念だよ。マウリツィオが残っていればクラブにとって良かったと思うし、マウリツィオにも良かっただろうと思うからね」
もっとも、ゾラ氏は「彼らは他の選択をした。そして、私はその選択を尊重するよ」と語り、クラブの未来がより良くなることを望むと明かしている。レジェンドの復帰を選んだチェルシーは、新シーズンにどのような戦いを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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