「コパ・アメリカ ベストスキル10選」 “レアル久保”の股抜き&超絶トラップが選出
DAZNが大会ベストスキルを独自選出 メッシらが並ぶなか久保は唯一の2個ノミネート
ブラジルで開催されたコパ・アメリカ(南米選手権)は、決勝でペルーを3-1と下したブラジルの4大会ぶり通算9回目の優勝で幕を閉じた。今大会も数々の美技が生まれたが、独占中継したDAZNが独自にベストスキル10個を厳選。日本代表のMF久保建英(レアル・マドリード)とMF中島翔哉(ポルト)もノミネートされている。
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最初に登場するのが、グループリーグ初戦のチリ戦(0-4)でA代表初先発を飾った久保だ。トップ下に入った18歳のレフティーは前半12分、中盤でボールを持つと、対峙したチリ代表MFエリック・プルガル(ボローニャ)がボールを奪おうと足を出してきた瞬間、左足アウトサイドでボールを押し出して綺麗に股抜きに成功。そのまま持ち上がりゴール前に上げたグラウンダーのアーリークロスは惜しくもクリアされたが、会場のエスタディオ・ド・モルンビーに詰めかけた観客は大きく沸いた。
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)がグループリーグ初戦のコロンビア戦(0-2)で見せた股抜きを挟み、中島がウルグアイ戦(2-2)でDFジョバンニ・ゴンサレス(ペニャロール)とMFルーカス・トレイラ(アーセナル)を手玉に取ったマルセイユ・ルーレットも登場。ペナルティーエリア内で倒されたが、惜しくもPK判定とはならなかった。
アルゼンチン代表の21歳DFフアン・フォイス(トットナム)がブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)を翻弄したボディフェイントや、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(バイエルン→未定)のノールックヒールパスが選ばれるなか、久保はエクアドル戦でタッチラインを割りそうな後方からのボールを、左足を伸ばして空中で鮮やかにコントロールし、足元に収めた華麗なテクニックもノミネートされている。厳選10個のなか、久保は唯一の2プレーが選出された。
今夏に電撃移籍が決まったレアルで、コパ・アメリカで披露したテクニック以上のプレーを見せられるだろうか。