トッテナムに73億円で加入の仏代表MF、先人たちとの比較に反論 「新ポグバじゃない」
リヨンから加入した22歳エンドンベレ 新天地で「自身がなるべきと思う人間」を目指す
フランス代表MFタンギ・エンドンベレは、今夏にリヨンからトットナムへ完全移籍した。22歳の中盤センターはフランス紙「レキップ」のインタビューで、クラブや代表の先輩たちとの比較について「新エッシェンじゃないし、新ポグバでもない」と回答。その内容を引用した英紙「ロンドン・イブニングスタンダード」は、エンドンベレは自身にしかなれないスタイルを目指すことを宣言したと報じている。
エンドンベレはリヨンで活躍して、2018年10月にはフランス代表デビュー。今後の大きな成長が期待される22歳は、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン、ユベントスといったビッグクラグが関心を示したと言われている。そのなかで、人気銘柄を最終的に獲得したのはトットナムで、その移籍金にクラブレコードとなる6000万ユーロ(73億円)を捻出した。
スター街道を駆け上がろうとしているエンドンベレは、同様にプレミアリーグへ移籍したクラブの先輩である元ガーナ代表MFマイケル・エッシェンや、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバと比較されてきた。それに対し、先輩たちへ敬意を払いながら言及している。
「その話は何度も聞いたことがある。僕は自分自身の道を切り開くため、ここにいる。ポールはイングランドで自身の道を切り開いた。僕はタンギだ。新エッシェンでもなければ、新ポグバでもない」
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