PSGのレオナルドSD、ネイマール放出を容認 「満足のいくオファーがあれば離れられる」
PSGは交渉の席に着く意志はあるが… 「オファーがないので何も話し合うことができない」
パリ・サンジェルマンのスポーツ・ディレクター(SD)に就任した元ブラジル代表MFレオナルド氏は、フランス紙「ル・パリジャン」のインタビューで、ブラジル代表FWネイマールについて言及。「全員が満足のいくオファーがあれば、ネイマールはPSGを離れられる」と、エースの放出を容認している。
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PSGへ決別宣言をしたと言われるネイマールは、バルセロナ復帰を画策していると報じられている。本来は現地時間8日にPSGへ合流しなければならなかったが、無断で合流を拒否。レオナルドSDはその行動に関して毅然に回答している。
「ネイマールは本日(8日)のトレーニング再開にいなかった。彼は来なければならなかったのだが、現れなかった。彼はここにいなければならないことを分かっていた。我々はすべての雇用者と同様に処分を検討して実行するだろう。彼は協会やスポンサーとは約束したようだが、クラブとは合意していなかった。彼の休暇は8日までだった。しかし、彼は現れなかった」
レオナルドSDは合流が遅れたネイマールに対して、何かしらの処分を検討していることを示唆。そして、改めて合流日について問われると、「分からない」と返答している。
しかし、レオナルド氏はSD就任後にネイマールやその関係者と会談したことを告白。内容についての明言は避けたが、「彼と我々との契約は、まだ3年間ある。オファーがないので何も話し合うことができない」と話した。
「ネイマールが今夏に移籍することが可能か? 全員が満足のいくオファーがあれば、ネイマールはPSGを離れられる。だが、現段階では誰がいくらで買いたいのか分からない。この問題は1日で片付くようなものではない……」
ネイマールの移籍に関して、PSGとしては交渉の席に着く用意があるようだが、現状は具体的な話はなく検討することすらできずに困惑しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)