「新たな“アジアの真珠”」 バルサ、C大阪内定17歳FWに熱視線「コントロール下にある」
U-20日本代表FW西川潤、来年2月の18歳誕生日を待ち獲得に動く可能性を現地紙指摘
J1セレッソ大阪の特別指定選手として登録され、来季の加入が内定している桐光学園高校のU-20日本代表FW西川潤に、スペインから熱視線が注がれているようだ。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「20歳の安部裕葵(鹿島アントラーズMF)がバルセロナB加入に近づくなか、もう1人の選手の名前が浮上してきた」として、西川の名前を挙げている。
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桐光学園高に進学した西川は、昨年のU-16アジア選手権で日本を優勝に導き、大会MVPを受賞。さらに、U-20日本代表にも飛び級で招集され、U-20ワールドカップ(W杯)の舞台で強いインパクトを残した。また、C大阪でもFW柿谷曜一朗に次いでクラブ史上2番目の若さとなる17歳1カ月でデビューを果たした。
東京五輪世代のエース候補でもあり、将来を嘱望される西川。「ムンド・デポルティーボ」紙はバルセロナがその動向を追い続けていると報じ、「20歳の安部裕葵がバルセロナB加入に近づくなか、もう1人の選手の名前が浮上してきた。C大阪の西川潤とは契約を交わしていないが、コントロール下にある」として、詳細をレポートしている。
「バルセロナBへの加入が確実視されるが、この手法によってバルサは新たな“アジアの真珠”を確保することができる。西川は(C大阪の)ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督によって、すでに1部リーグでのデビューも飾っている選手だ。17歳ながらU-20W杯で先発の座を勝ち取った若き才能に、スペイン人監督は驚きを隠していない」