レアル久保建英の“正式トップデビュー”は? 現地紙が指摘「ジダンは出場させるプラン」
「久保の野望は、プレシーズンで好印象を残し、トップチームへの招集をつかみ取ること」
今夏にレアル・マドリードへ移籍した日本代表MF久保建英は、マドリードに到着したことで現地を騒がせている。7月に開催するプレシーズンの遠征メンバーに入り、トップチームへの帯同が決定している一方、新シーズンはレアルBチーム(カスティージャ)に加入することが発表されている。スペイン紙「ABC」は久保のトップデビューがコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)になる可能性を指摘している。
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今季FC東京でリーグ戦4ゴールを決め、首位を走るチームの原動力となる活躍を披露。代表では、先月の国際親善試合エルサルバドル戦(2-0)でデビューを果たすと、コパ・アメリカのチリ戦(0-4)、エクアドル戦(1-1)で先発を飾り、南米の強豪国を相手に力強いパフォーマンスを見せた。レアルでは7月にトップチームが行うプレシーズンツアーに帯同することが決定している。
記事では、「ジダンは彼を見極めるために確認することを望んでいる」とジダン監督が直接久保のパフォーマンスを目にすることを要求していることを主張。プレシーズンのトップチーム帯同は久保にとって大きなアピールの場となるが、「ジダンはコパ・デル・レイで出場させるプランを抱いている」と、カップ戦でトップデビューを果たす可能性が高いことを指摘している。
「この少年はレアルでトップデビューする最初の日本人となる希望が託されているが、それにとどまらず、歴史を作るサッカー選手となるはずだ。日本サッカー界に変革をもたらし、世界的な注目を集めることになる」と主張し、「この日から始まる久保の野望は、プレシーズンで好印象を残し、トップチームへの招集をつかみ取ることだ。それを森保監督も望んでいる」と早期のトップチーム昇格に期待を寄せていた。