ナポリ、インテルFWイカルディに正式オファー 年俸9億円超+ボーナスで獲得模索か
マンUやアトレチコへの移籍は拒否 伊王者ユベントスかナポリ行きの“二択”か
インテルの前主将アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディに対し、強豪ナポリが正式オファーを投じたという。インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」が報じている。
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2018-19シーズン中に契約延長を巡ってインテルとの関係が悪化したイカルディ。レポートによると、イタリア王者ユベントスもイカルディ獲得に興味を持ち、下交渉を行っているという。その一方で、ナポリは手取り年俸750万ユーロ(約9億4000万円)プラスボーナスという待遇でのオファーを行ったようだ。
イカルディは妻であり、代理人のワンダ・ナラ氏がSNSにクラブへ批判的なコメントを残したことも火に油を注ぎ、インテルサポーターの怒りが爆発。ついには当時の監督ルチアーノ・スパレッティから主将の座をはく奪され、テレビ番組にワンダ・ナラ氏が出演した際は、元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏から「この状況は、お前のせいだ」と、面と向かって痛罵される事態にもなった。
イカルディはインテル残留を望み、移籍する場合もイタリア国内が条件。その結果、ベルギー代表FWロメル・ルカクの交換要員としてマンチェスター・ユナイテッドに移籍することや、興味を示したとされるアトレチコ・マドリード移籍は拒否しているという。
そのなかで迎えたナポリからの正式オファーは、国内のライバルへの売却というインテルにとっては悩ましいものになる反面、イカルディにとっては検討する値するものだと言えそうだ。一方で、ナポリのレジェンドと言えばイカルディに対して最悪の感情を持つことで有名な元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏でもある。実現すれば、ひと悶着あるのも間違いないと言えそうだ。
果たして、お騒がせ妻が常に話題になるイカルディの移籍話は、ナポリ行きで決着を迎えるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)