コロンビア代表MFハメス、ナポリ行き消滅危機 強豪アトレティコが有力候補に浮上か
ハメスは家族がマドリードでの生活を望み、ナポリとの移籍交渉はストップと伊紙報道
コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(バイエルン→未定)は、イタリアの強豪ナポリ行きが濃厚とされてきたが、その移籍話が消滅の危機にあるという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」などが報じている。
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2014年にレアル・マドリードに加入したハメスは、17年から2シーズン、ドイツ王者バイエルンへ期限付き移籍。本人の意向もあり、レンタル期間満了後に買い取りオプションは行使されず、完全移籍とはならなかった。しかし、保有権を持つレアルはハメスをトレード要員あるいは現金化する対象と見ているというのが、今オフに入っての定説だった。
一時はナポリと合意に近づき、ハメスはナポリのキャンプ初日に間に合わせるためにバカンスを短縮したという報道もあった。
そうしたなかで、ハメスには同じスペインの強豪アトレティコ・マドリードが興味を示し、具体的な動きがスタートしているという。ハメスは家族もマドリードでの生活を望んでいることから渡りに船となり、ナポリとの移籍交渉がストップして消滅の危機を迎えているようだ。
一方で、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は、レアルはスペイン人MFマルコス・ジョレンテに続くアトレティコへの移籍を望まないとして、クラブとしてはアトレティコとの交渉を進めたくない思惑があると指摘している。
保有権を持つレアル、獲得を望むナポリ、マドリードでの生活を望むハメスという三者の思惑が噛み合わない状態にある移籍話の結論はどこに落ち着くのか。注目を浴びるハメスの新天地決定はもう少し先のことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)