米女子FWモーガン、“紅茶ポーズ”の次は“W杯飲み”に賛否 「女王の風格」「野蛮だ」

アメリカ女子代表FWモーガン【写真:Getty Images】
アメリカ女子代表FWモーガン【写真:Getty Images】

女子W杯優勝のアメリカ代表FWモーガン、祝福の1枚に反響

 フランスで開催されている女子ワールドカップ(W杯)が現地時間7日に決勝戦を迎え、アメリカとオランダの対戦は、後半に2ゴールを奪ったアメリカが2-0で勝利し、2大会連続4回目の優勝を果たした。そんななか、アメリカ女子代表FWアレックス・モーガンの優勝を祝う“ポーズ”が話題を呼んでいる。

 前回カナダ大会の女王アメリカと、2017年の女子欧州選手権を制して2回目の出場となったオランダは、互いにグループリーグから準決勝まで全勝で進んできた。まさに決勝に相応しい顔合わせとなったが、MFミーガン・ラピノーとMFローズ・ラベルのゴールで、アメリカが完勝を収めている。

 試合後、アメリカ代表の面々は思い思いの形で優勝を祝福。主力として活躍し、大会6得点でラピノーと並んで得点王に輝いたモーガンは、右手に持った優勝トロフィーを傾け、中身を飲み干すようなポーズで写真に収まった。

 モーガンは準決勝イングランド戦(2-1)で決勝点を決めた際、ゴールパフォーマンスとして紅茶を飲むような仕草を披露。英紙「ガーディアン」が「イギリス人を嘲笑」と伝え、対戦相手のFWも批判するなど波紋が拡大していた。そうしたなかでの“W杯飲み”ポーズには、反響が寄せられている。

 衛星放送「FOXスポーツ」のチャンネル「FOXサッカー」公式ツイッターは、「こうなるって分かっていたんでしょ?」と“紅茶ポーズ”と絡めたコメントを添えて写真を公開。返信欄では「女王の風格」「伝説になった」「“セレブレーション警察”をもてあそんでいる」と好意的な反応がある一方、「野蛮だ」「間違いを重ねた」というコメントも寄せられていた。また、印象的な写真ということもあって「今後、多くの人にフォトショップ加工されることになるだろう」とも予想されている。

 準決勝に続いて賛否両論を巻き起こしたモーガンだが、それも女子W杯への注目度が高まっていることの証明と言えるだろう。プレー以外でも世界的な注目を集めつつ、アメリカは4度目のW杯制覇を果たした。

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