韓国代表GK、今夏に欧州移籍か 最高5500万円での「ドイツ進出を許可」と母国報道
ロシアW杯で正GKを務めたチョ・ヒョヌ、デュッセルドルフ移籍に近づく
韓国代表GKチョ・ヒョヌ(大邱FC)の「欧州移籍が実現するかもしれない」と、韓国紙「スポーツ東亜」が報じている。
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同紙によれば、「2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)にも出場したGKチョ・ヒョヌが、ブンデスリーガのフォルトゥナ・デュッセルドルフのユニフォームを着る可能性が高い」とされており、「交渉は最終段階で、早ければ今週中に正式発表されるだろう」と伝えている。
また、「大邱はチョ・ヒョヌのドイツ進出を許可した」とKリーグ関係者の声を伝えており、移籍はほぼ間違いないと見られている。
移籍金について、同紙は「そこまで金額は大きくない。推定30万ドル(約3250万円)、多くても50万ドル(約5500万円)と予想されている。将来的にチョ・ヒョヌが受け取る年俸とボーナスのオプションも高い水準にないというのが、エージェント業界の共通認識だ」と伝えている。
ちなみにチョ・ヒョヌと大邱FCとの契約は、今季で満了となる。そのため、同紙は「現実的に大邱が少しでも移籍金を受け取ったうえで、チョ・ヒョヌを海外に送り出せる期間は今夏が最後になる」と伝えており、チーム側が少しでも移籍金を受け取りたいとなれば、売却するタイミングは今しかない。
かねてから欧州行きを希望していたチョ・ヒョヌ。ドイツ行きを実現させ、欧州のピッチに立つ姿を見られる日は来るだろうか。
(金 明昱 / Myung-wook Kim)
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。