レギュラー奪還に燃える攻撃的DF ハリルジャパン年内最終弾は「槙野で終わりたい」
シンガポール戦では森重が先発フル出場
12日のワールドカップ・アジア2次予選のシンガポール戦で出番のなかった日本代表DF槙野智章(浦和)。バヒド・ハリルホジッチ監督の体制になってからセンターバックのレギュラーを確保していたかに見えたが、シンガポール戦では森重真人(FC東京)がフル出場した。レギュラー奪還に向けて重要な17日の同予選カンボジア戦で、2015年代表ラストゴールを誓った。
「FKにしろ、CKにしろ、セットプレーは自分の良さだと思いますし、そういうところでゴールを増やしていかないといけない」
6月11日の国際親善試合イラク戦でゴールを決めた攻撃的DFは、得点への思いを明らかにした。そしてハリルジャパンの年内ラストゴールについて、「槙野で終わりたいね」と笑顔で一言。2015年の有終の美を飾るために最終ラインから虎視眈々と主役の座を狙っている。
カンボジア戦では人工芝という慣れない環境でのプレーで対応力や適応力が必要とされる。今後のメンバー選考に対して、バヒド・ハリルホジッチ監督への重要なアピールポイントになる。
「人工芝ですし、ボールスピードやハネ具合は計算してやらないといけないと思いますが、ミスは起こるので、大事なのはミスした後だと思います。僕らの多くは高校生以来の人工芝でのプレーになるし、中にはヨーロッパでやっている選手もいますけど、早くグラウンドの感触をつかむこと。たくさんの相手サポーターの前でプレーすることで、ブーイングなどもあるかと思いますけど、そういうのにも負けないようにやらないといけないのかなと思います」
page1 page2