メッシ、ラフィーニャら故障者続出のバルサの起爆剤に

　レポートによれば、この復活のスターについて、バルセロナのアリエド・ブライダ強化責任者もすでに獲得を打診しているという。FIFAから科せられた補強禁止処分が解禁となる2016年1月には積極的に補強を敢行すると見られるバルサのトップターゲットは、このジョビンコということなのだろうか。MLSはオフシーズンに入る。来年の欧州選手権出場という目標を考えれば再びヨーロッパへ復帰する可能性も十分にありそうだ。

　大黒柱のFWリオネル・メッシやMFラフィーニャが負傷に倒れるなど、前半戦は故障者に悩まされたバルサ。夏に契約したトルコ代表MFアルダ・トゥラン、スペイン代表MFアレイシ・ビダルが1月にようやく登録可能となり選手層に厚みを増すが、2人は試合勘の不足が否めない。ジョビンコは今季の欧州チャンピオンズリーグでの登録もで、バルサにとっては大きなメリットになる。MLSで旋風を巻き起こしたジョビンコの獲得で、さらなる勢いを手に入れたいところだろう。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images