PSG、ブラジル代表FWネイマールの獲得をレアルに提案か バルサ移籍は阻止の意向
古巣への帰還が噂されるネイマール、PSGがバルセロナに悪感情とスペイン紙報道
スペインの強豪バルセロナへの帰還が噂されるパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールだが、PSGは関係の悪いバルセロナよりもレアル・マドリードにネイマールの獲得を提案しているという。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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ネイマールはバルセロナ時代、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとともに「MSNトリオ」として一時代を築いたが、2億2200万ユーロ(約280億円)というサッカー界史上最高額となる移籍金でPSGに移籍した。
それから2シーズンが過ぎ、ネイマールは再びバルセロナでのプレーを望んでいるとも報じられている。しかしPSGは、イタリア代表MFマルコ・ヴェラッティの獲得時や、今季で契約が切れたフランス代表MFアドリエン・ラビオに対する交渉の過程でバルセロナに悪感情を持っているとされ、特にナーセル・アル・ヘライフィー会長はバルセロナへの移籍を阻止したい考えがあるという。
そのため、ネイマールの移籍金を支払えるうえ、獲得に興味を持つ対象として、レアルにネイマールの獲得を打診しているという。レアルとしては、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの放出と絡む状況もあり、現時点ではネイマールに対してサンティアゴ・ベルナベウのドアは閉ざされているとレポートした。
バルセロナとネイマールが相思相愛だったにしても、乗り越えるべき障害にPSGの悪感情があるとなれば、移籍交渉は一筋縄ではいかないだろう。ピッチ外のお騒がせ行動からPSGが放出を望むなか、今夏の移籍市場で注目選手とされるネイマールだが、古巣への復帰には暗雲が立ち込めている。
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