日本行きも噂されたMFデ・ロッシ、現役引退と地元紙報道 伊代表スタッフ入りが濃厚
昨季限りで18年間を過ごしたローマを退団、移籍話が浮上したなか現役引退へ
昨季限りでローマを退団した元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシが、現役引退を決意したという。ローマの地元紙「イル・テンポ」が報じた。
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ローマは35歳のデ・ロッシに対し、契約延長の意志がないことを昨季中に伝えていたとされる。そのため、デ・ロッシは18年間を過ごしたローマからの退団が決まり、このタイミングではいわゆる“ゼロ円移籍”による他クラブでの現役続行か、スパイクを脱ぐかの選択を熟慮しているとされてきた。
2006年ワールドカップ(W杯)優勝メンバーでもあるデ・ロッシには、アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズや米メジャーリーグサッカーのロサンゼルス・ギャラクシー、国内のフィオレンティーナの他、中東や中国、Jリーグ入りという話も飛び交っていた。
そうしたなかでデ・ロッシは最終的に現役引退を決意したという。そして、イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督の熱望により、代表チームのスタッフ入りが濃厚になった模様だ。
ローマでは“永遠の王子”こと元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティも、昨季限りで強化部入りしていたスタッフの座から離れた。トッティに次ぐバンディエラと呼ばれていたデ・ロッシも現役を引退し、21世紀のローマを象徴していた2人が相次いでクラブを離れることになった。
イタリア代表は昨年のロシアW杯大陸予選で敗退し、60年ぶりに本大会出場を逃したところからマンチーニ監督による再建が進んでいる。世界チャンピオンの経験を持つデ・ロッシのスタッフ入りは、若きアズーリにとってどのようなプラスをもたらすのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)