「攻撃に命を吹き込む」 久保、守備打開の“3つのスルーパス”に絶賛「あらゆる状況を…」
コパ・アメリカやJリーグで披露した視野の広さに称賛 「創造性と想像力に満ちたパス」
日本代表MF久保建英は、今夏レアル・マドリードへの移籍が決定し、世界各国から注目を集める最中にある。そんななか、プロフェッショナル・フットボール・スカウト・アソシエーション(PFSA)は、久保の視野の広さを裏付ける3つのスルーパスを取り上げており、「攻撃に命を吹き込むことができる」と惜しみない賛辞を送っている。
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コパ・アメリカ(南米選手権)に参加した久保は、初戦のチリ戦(0-4)、第3戦のエクアドル戦(1-1)で先発を飾るも、いずれも得点に絡むことはできなかった。それでも同メディアは公式サイトで「彼は鋭くシャープな反転と低い重心を備えており、力強いプレーで危険を生み出して攻撃に命を吹き込むことで、対戦相手の抱える問題を悪化させることができる」と称賛していた。
なかでも、久保の備える武器として強調しているのがスルーパスだ。記事では、コパ・アメリカのチリ戦の前半12分に左サイドからFW上田綺世(法政大)に送ったスルーパス、同試合の後半12分に自陣からFW前田大然(松本山雅FC)に送ったスルーパス、そしてJ1リーグ第14節の大分トリニータ戦(3-1)の前半7分に右サイドからFW永井謙佑(FC東京)に送ったスルーパスの3つの瞬間を取り上げて紹介している。
「とても冷静で落ち着いたボール保持を見せる。この俊足のアタッカーから供給される創意工夫のパスは、あらゆる状況を補完する。創造性と想像力に満ちた久保のパスは、入り組んだ最終ラインを貫通させ、斜めに入れるキラーパスで最後の4分の1のピッチを打開する」。久保の解き放つクオリティーを絶賛し、次世代のサッカー界をけん引する存在として熱視線を送っていた。