不慣れな試合球、人工芝、満員のスタジアム… 長谷部主将はカンボジア戦でアウエーの洗礼3連発を打ち破る

「内容、結果ともにしっかり出して今年を終わりたい」

 日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)は2015年のラストゲームとなる17日にワールドカップアジア2次予選のカンボジア戦で、現地社製の不慣れなボール、人工芝のピッチ、満員のスタジアムというアウエーの洗礼3連発にに警戒を強めている。

「カンボジアはスタジアムもフルになると思いますし、いろんな環境面で難しい部分はありますけど、ただやはりここで年内最後の試合を、監督も“美しく終わりたい”と言いています。内容、結果ともにしっかりと出して今年を終わりたいと思います」

 満員の観衆で埋まる敵地カンボジア戦。もう一つの重要な要素になるのが人工芝のピッチだ。ショートパス主体の連動性を本来武器とする日本代表では、ボールの走りというのは重要な要素になる。しかし、その状況を把握した上で普段と同じプレーだけでなくバリエーションを持たせることの重要性を強調している。

「ボールやグラウンドはいつもと違いますし、ボールの感覚は3日間練習したけど、まだ上手く掴めてないかなと言う感覚も正直あるんで。やはりショートパスは非常に詰まってしまうんで、狙われてカットされたら危ないのもあります。相手の背後へのボールとか、どちらかと言うと浮いたボールは、普段とそんなに変わらずプレーできると思う。ゴロの早いボールというよりは、そういうものも意識してやりたいなと思います。自分たちのパスサッカーがうまくいかずとも、ボール取られた後の切り替えだったりとか、そういうところで圧倒すれば、結果は自ずとついてくると思います」

 

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