ルカク代理人、インテルに早急なオファーを要求 「いずれにしても簡単にはいかない」
ユナイテッドは獲得時の104億円の回収を目指す
マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカクの代理人を務めるフェデリコ・パストレジョ氏は、インテルが同選手の獲得を真剣に検討していると明かした。同時にインテルに対し、早い段階でオファーを出さなければいけないと忠告をしている。スペイン紙「AS」が報じた。
ルカクは、新シーズンよりアントニオ・コンテ新監督が率いるインテルへの移籍が報じられている。彼自身、かねてよりイタリアでプレーする意思を明かしており、オールド・トラッフォードを離れる考えを示していたからだ。
26歳のベルギー代表FWは、2017年にエバートンからユナイテッドに移籍金7500万ポンド(約104億円)で加入した。ユナイテッドは、この金額を回収したいと考えているようだ。
3日にインテルの関係者と会談を行ったパストレジョ氏は、「新しいことは何もない。状況をより深く理解するために会っただけだ。彼らがどのような決断をするか見てみよう。私たちにできることはない。もし選手を獲得したいなら、彼らは急ぐ必要がある。彼らは(ルカクの)獲得を本気で目指しているが、だからといって公式なオファーというわけではない」とコメントしている。そして、「いずれにしても、簡単にはいかないと思う」と見解を述べている。
ルカクとユナイテッドの契約は22年までとなっており、さらに1年延長のオプションもついている。2018-19シーズン、ルカクは12得点を挙げたが、ユナイテッドは6位となり、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃した。ベルギー代表ストライカーを引き抜けるだけのオファーをインテル側が用意し、選手自身が希望するセリエA行きを果たすことはできるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)