レアルが画策する「新9番」の獲得 候補者は東欧の点取り屋か生え抜きFWか

昨季”恩返し”を受けたモラタの帰還も

 もう1人の候補は、昨季開幕前にユベントスへと完全移籍したアルバロ・モラタだ。レアルはこの23歳のスペイン代表FWを2200万ユーロ(約29億円)でイタリア王者へ売却。しかし、昨季はUEFAチャンピオンズリーグ準決勝で対戦した際に、ホームとアウェーの両試合で得点を決められるなど、手痛い恩返しを受けた。買い戻しオプションが付けられているために、レアルはこの生え抜きの買い戻しも一つの選択肢として検討しているようだ。

 モラタの代理人エルネスト・ブロンゼッティ氏は伊地元紙「トゥット・スポルト」に対し、「マドリードは彼を連れ戻そうとしている」と、白い巨人の動きを明かしていた。モラタ本人はユベントスでのプレーに満足感を示しているという報道もあるが、FW不足に悩むレアルにとっては適応にも問題ないモラタはあらためてその魅力に引きつけられているようだ。

 果たして、銀河系軍団とも言われるレアルに、新しくやってくるスターは一体誰になるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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