大型補強レアルに浮上する“GK余剰問題” シーズン開幕までに1人を放出?
クルトワ、ナバス、ルカ、ルニンがプレシーズンツアーに帯同 最適なバランスを見出せるか
レアル・マドリードは今夏、ベルギー代表MFエデン・アザールらを獲得するなど大型補強を進めているが、その一方で余剰戦力となった選手の放出の必要性が浮上している。特にポジションの限られるGKが多すぎるという問題に直面している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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ジネディーヌ・ジダン監督率いるトップチームには、現在4人のGKが登録されている。昨季加入したベルギー代表GKティボー・クルトワ、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇を支えたコスタリカ代表GKケイラー・ナバス、ジダン監督の息子であるGKルカ・ジダン、20歳のウクライナ代表GKアンドリー・ルニンという顔ぶれだ。
現実的には、このうちチームに残るのは3人だと見られている。ジダン監督の下で正GKを務めているのはクルトワで、逆に最も立場が不透明なのがナバスだ。
コスタリカ代表守護神はパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が取り沙汰されており、移籍は確実とも見られていた。しかし、ここまで進展した様子はなく、残留の線も残っている。そうなった場合、ナバスは来季も第2GKのポジションに収まることが予想され、今度はジダンとルニンのどちらかが3番手、どちらかがクラブを去るという選択を迫られることになりそうだ。
まもなく始まるプレシーズンツアーには4選手全員が帯同する予定だが、「マルカ」紙で「ゴール内のバランスを見出す必要がある」と指摘されているように、リーグ開幕までには3人に絞られるだろう。
覇権奪還を目指す新シーズン、“白い巨人”のゴールマウスでポジションを争うのは一体どの3選手となるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)