武藤嘉紀所属のニューカッスル、新指揮官候補のベルギー代表マルティネス監督に接触か
ベニテス前監督と同胞のロベルト・マルティネス監督が後任に浮上
日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルは、ラファエル・ベニテス監督の退任を受けて、新たな指揮官探しに奔走している。英紙「デイリー・ミラー」は、クラブがベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督と接触したと伝えている。
ニューカッスルは長期間にわたってベニテス監督との契約更新をめぐる交渉を行ってきたが、不調に終わった。ベニテス監督は中国1部の大連一方から年俸1200万ポンド(約16億円)とも言われる高額オファーを受け、契約を結んでいる。
新たにニューカッスルの指揮官候補に浮上したマルティネス監督は、かつてスウォンジー、ウィガン、エバートンを率いた経歴があり、2016年5月にエバートンの監督を解任されてからは、クラブチームを率いていない。16年8月からはベルギー代表を率いており、18年のロシア・ワールドカップでは、同国代表を3位に導いた。
マルティネス監督はEURO(欧州選手権)2020に向けて準備を進めており、彼自身も6月には大会終了後まではベルギー代表での職務をまっとうすると話していた。だが、その一方で将来的にプレミアリーグのクラブを率いる希望を隠していない。そのため、ベルギーサッカー協会のなかには、ニューカッスルから公式なオファーが届くことを恐れる声もあがっているという。
ニューカッスルの次期監督候補には、ミケル・アルテタ氏の名前も浮上。しかし、マンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督に次ぐ“ナンバー2”の位置にいる元スペイン代表MFを招聘するのは、マルティネス監督の引き抜き以上に困難ではないかと記事では指摘している。
2018-19シーズンのプレミアリーグを13位で終えたニューカッスル。来季は誰がチームの舵をとることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)