トッテナムが改革視野? 補強&若返りへ英国代表DF2人の放出の可能性を現地紙指摘
フルハムから19歳セセニョンを獲得し、“30歳目前”のトリッピアーとローズを放出か
マウリシオ・ポチェッティーノ監督が率いるトットナムは、今夏の移籍市場でチームの若返りを図るかもしれない。英紙「デイリー・ミラー」は、イングランド代表に名を連ねる2人のDFを放出し、フルハムの19歳DFライアン・セセニョンを獲得する動きがあると伝えている。
トットナム4年目のシーズンを終えた28歳のイングランド代表DFキーラン・トリッピアーは、今夏に自身が放出されるのではないかと恐れており、同じくイングランド代表の左サイドバックである29歳のDFダニー・ローズも退団の可能性があることを認めているという。その一方でフルハムとの契約が残り1年となったセセニョンは、トットナムへの加入に近づいているようだ。
フルハムはすでに19歳のセセニョンがトットナムへ加入する意思を持っていることを把握しており、クラブ間で移籍金の条件をすり合わせることになる。トットナムがローズ放出を視野に入れているのは、獲得資金を確保するためのようだ。トットナムは移籍金として2500万ポンド(約34億円)前後を考えているとされるが、フルハムの希望額とは開きがあるという。
イングランド代表選手2人の放出を考えているトットナムだが、その移籍先を見つけるのは簡単ではないかもしれない。ローズ獲得にはナポリが関心を示したとされるが、彼らはセルティックのスコットランド代表DFキーラン・ティエニーにターゲットを変えたとも伝えられる。一方、トリッピアーに関してはエバートンやクリスタル・パレスが関心を示している模様だが、こちらも別の選手の獲得と天秤にかけている状態だという。
今夏の移籍市場でクラブ史上最高額となる5400万ポンド(約73億円)でリヨンからフランス代表MFタンギ・エンドンベレを獲得したトットナム。その影響もあり、最終的には契約が残り1年となったデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの放出に踏み切る可能性もあるようだ。果たして、シーズン開幕時にはどのような陣容で臨むことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)