「誰だ、あいつは?」 ユナイテッドDF、新星ラッシュフォードの“初登場秘話”を披露

ユナイテッドFWラッシュフォード【写真:Getty Images】
ユナイテッドFWラッシュフォード【写真:Getty Images】

“先輩”スモーリングがトップチームの初練習を回想「ものすごいスピードでボールを…」

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは現地時間1日、2023年まで契約延長した。クラブ、そして代表でもチームメートであるDFクリス・スモーリングが、21歳の逸材は“特別な才能”を持っていると絶賛している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 ラッシュフォードは7歳の時にユナイテッドの下部組織に入団。2016年2月、18歳でUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦、FCミッティランとの第2戦で2ゴールをマークしてトップチームデビューを飾ると、プレミアリーグデビューとなったアーセナル戦でも2ゴールを挙げた。彗星のごとく現れてから4年、すでに公式戦170試合出場で45得点と、中心選手として活躍を続けている。

 29歳のスモーリングは、ラッシュフォードが初めてトップチームで練習した日のことを振り返り、クオリティーの高さに気がつくまでにそう時間はかからなかったとクラブ公式サイトで語っている。

「ある出来事を覚えているよ。ボールが裏に出た時、誰が左サイドバックだったかは覚えていないけど、とにかくラッシー(ラッシュフォード)がものすごいスピードでボールを取りに行くのを見たんだ。あの瞬間、全員が彼に注目した。そのあと彼がデビューするまでは1週間か2週間程度しかかからなかったよ。あの最初のスプリントを見た時だと思う。僕たちのほとんどが『誰だ、あいつは?』ってなったんだ」

 さらにラッシュフォードが成功した秘訣は、スポットライトの当たるトップチームの生活にどのようにして順応したかだと分析。「彼はほとんどすべてに上手く対応したと思う。彼が自信を持っていたことは明らかだった。トップチームに昇格して、本当にポンッと投げ入れられても動じず、特別な才能を持っていると思ったね」とも話した。

 イングランド代表でも32キャップを刻み、欠かせない存在となっているラッシュフォード。イングランドきっての名門の看板を背負い、これからも成長を続けていきそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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