攻撃の最終局面でいかに輝くか ドイツで躍動中の香川が求めるクオリティ

「周りを生かし、自分も生きていく」

 今季のドルトムントでは、日本代表や昨季までプレーしていたトップ下ではなく、4-3-3システムの左インサイドハーフで起用されている。昨季に比べ、1対1の勝率が上がり、守備での貢献度の高さやが飛躍的に向上した点を高く評価されるなど、クラブと代表での自身の役割に差が生まれた。それでも、最終的に求められることは変わらないと主張。攻撃の最終局面で違いを生み出す、そのクオリティの高さを見せたいと意気込んだ。

「もちろん、役割や求められることは違うので(クラブと代表は)また別物ですけど、どっちにしろ攻撃の選手なので、やはり攻撃のところで結果を求められているし、より高い位置でプレーすることが多いので、そこでどんどんボールを受けて、周りの選手をうまく生かしながら、また自分も生きていかなきゃいけないと思います。より攻撃を求められることが多いですし、そういう意味ではもっとしっかり準備をして攻撃力を出せるように心がけたいと思います」

 17日に再び、アウェーでのカンボジア戦を迎える。日本の攻撃の中心を担う男は活躍を誓っていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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