アルゼンチン代表FWメッシ、ブラジル戦敗退後の“唾吐き”に賛否両論 「悲しい現実」
宿敵ブラジルに0-2で敗れて準決勝敗退 試合後にメッシはピッチに唾を吐き…
コパ・アメリカ(南米選手権)は現地時間2日に準決勝が行われ、アルゼンチンは開催国ブラジルに0-2で敗れて涙を呑んだ。アルゼンチンのエースFWリオネル・メッシはまたもや代表でのタイトルを逃したが、ブラジルメディアは試合直後のメッシの“唾吐き”を捉えて動画を公開すると、賛否両論となっている。
アルゼンチンは前半19分にブラジルFWガブリエウ・ジェズスに先制点を奪われると、後半26分にはジェズスに崩されてFWロベルト・フィルミーノに痛すぎる2点目を献上。メッシのシュートもポストに嫌われるなどゴールを奪えず、宿敵に0-2と敗れた。
憮然とした表情でピッチに立ち尽くすメッシの元にブラジルの選手が握手をかわしに集まるなか、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」公式ツイッターは相手の歓喜の横で、メッシがピッチに唾を吐く瞬間を公開。「メッシはピッチに唾を吐き、大いに批判される」と一言据えると、ファンからは「メッシ<ロナウド」とライバルであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの比較を行う声が上がった一方で、「唾を吐くのは禁じられている?」とその悔しさをおもんぱかる意見もあった。
スペイン紙「マルカ」は、「メッシ、チームも…幸運なし」と見出しを打ち、「レオ(メッシ)は問題ではない。アルゼンチンには今日、イニシアチブを握れるプレーヤーがいなかったことを認めなければならない。それは悲しい現実だ」と分析している。
これまでも代表でタイトルを獲れない点を指摘されてきたメッシだが、今回のコパ・アメリカ準決勝敗退はまた議論を過熱させることになりそうだ。
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