守備職人カンテの“3人連続股抜きミドル弾”に再脚光 再生300万回超「まさに神業」
リーグ杯準決勝第2戦トッテナム戦で口火を切る先制ゴールをスーパーな一撃でマーク
チェルシーは2018-19シーズン、マンチェスター・シティ、リバプールに次ぐ3位でシーズンを終え、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。クラブ公式インスタグラムはシーズン総括企画の一環として、ベストゴールの一つにフランス代表MFエンゴロ・カンテの“3連続股抜きミドル弾”をセレクト。改めて「まさに神業」「信じられない」と反響を呼び、動画の再生回数も300万回を突破している。
現地時間1月24日、リーグカップ準決勝第2戦でチェルシーはトットナムに2-1で勝利。合計スコア2-2で迎えたPK戦を4-2で制し、決勝進出を決めた。この試合でフランス代表MFカンテに“3連続股抜きミドル弾”というゴラッソが生まれた。
0-0で迎えた前半27分、ベルギー代表MFエデン・アザールが蹴り込んだ左コーナーキックは相手にクリアされたが、ペナルティーエリア手前に転がったこぼれ球に走り込んだカンテが右足を一閃。弾丸のようなグラウンダーのシュートは、ブロックに飛んだウェールズ代表DFベン・デイビス、ゴール前にいたフランス代表ムサ・シッソコ、アルゼンチン人GKパウロ・ガッサガニの股を3連続で抜き、そのままトットナムゴールに突き刺さった。
この“3連続股抜きミドル弾”に対しては、英メディア「Dream Team」が「カンテのトリプル股抜き弾は傑出したゴールを飾るフットボール博物館に展示するに値する」と見出しを打ち、「1度、いや2度、なんと3度!」と感嘆するなど大きな注目を集めていた。
チェルシー公式インスタグラムは、「我々のお気に入りの一つ:カンテのスパーズ戦のトリプル股抜き」と動画付きで回想。これには、改めて「まさに神業」「これはクレイジー」「信じられない」といった驚きの声が寄せられ、再生回数も300万回を突破している。
守備職人のイメージが強いカンテだが、強烈かつスキルフルな一撃を武器として備えていることを証明した瞬間だった。