ジダン監督を「兄貴分」と慕うレアルDFマルセロ 「出場機会を与えてくれたからではなく…」
「彼がもたらしてくれたサッカーの喜びこそが重要」と明かす
レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロは、ブラジルのテレビ番組「Esporte Espetacular」で自身にとってのジネディーヌ・ジダン監督評を展開。「彼は兄貴のようなものだ」と自身の思いを明かした。
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昨季のマルセロは苦難のシーズンを過ごしていた。ジダン監督が退任した後、指揮を執ったフレン・ロペテギ監督の下で結果を残すことができないと、徐々にベンチに座る機会が増加。指揮官がサンティアゴ・ソラーリ監督に代わっても大きく状況は変わらなかった。
それでもレアルが1年で2度目の監督交代に踏み切り、ジダン監督が再び指揮を執るとマルセロにチャンスの場が与えられた。そこで違いを見せたことで左サイドバックのファーストチョイスに返り咲き、苦難のシーズンを締めくくっている。
そんなジダン監督のことを「僕にとって彼は兄貴のようなものだ」と評したマルセロは、恩師のクラブ復帰を喜んでいることを明かした。
「僕に出場機会をまた与えてくれたから、というわけではないよ。彼がもたらしてくれたサッカーの喜びこそが、重要なことなんだ」
現在開催中のコパ・アメリカ(南米選手権)には出場できなかったものの、「僕ができる唯一のことは、ブラジル代表の地位を取り戻すためにもっと努力することだ。それは僕の目的の一つだよ」とセレソン復帰を熱望したマルセロ。完全復活を期する来季、“兄貴分”のジダン監督の下、左サイドで躍動することができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)