ACL“日中対決”決定! 浦和と上海上港は2017年に4回対戦…鹿島は広州恒大と激突
中島翔哉が所属するアル・ドゥハイルはシャビ監督のアル・サッドと対戦
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は、2日にマレーシアのアジアサッカー連盟(AFC)本部で組み合わせ抽選会が行われ、東地区の準々決勝は“日中対決”が決まった。
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ラウンド16でサンフレッチェ広島との日本対決を制した昨年王者の鹿島アントラーズは、“爆買い”というワードをサッカー界にも持ち込んだ中国の雄である広州恒大との対戦が決定。第1戦をアウェーで戦い、突破の決まる第2戦はカシマスタジアムに戻る。
両者は広州が優勝した2015年のグループステージで対戦経験を持ち、当時は鹿島がアウェーで3-4の敗戦を喫した後にホームで2-1の勝利を収めている。グループとしては広州が首位通過した一方で鹿島は4位で敗退したが、もし直接対決が当時と同じスコアなら鹿島がアウェーゴール差で上回ることになる。
また、ラウンド16で蔚山現代(韓国)にホームでの敗戦から逆転突破を決めた浦和レッズは、2017年の優勝時に4回対戦した上海上港(中国)との対戦が決まった。こちらも初戦をアウェーで戦い、第2戦でホームの埼玉スタジアムに戻る。
17年大会ではグループステージで同居すると1勝1敗の成績で浦和が1位、上海が2位で通過。そして準決勝で再び顔を合わせると、敵地での初戦を1-1で引き分けた浦和は第2戦で勝利を収めて決勝へと駒を進めた。上海は元ブラジル代表FWフッキらが健在だが、その再現を果たしての準決勝進出を狙いたいところだ。
また、西地区では日本代表MF中島翔哉が所属するアル・ドゥハイル(カタール)が勝ち残っており、ラウンド16では元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスが監督に就任したアル・サッド(カタール)と対戦する。
17年に浦和、18年に鹿島が優勝して日本勢が2連覇中のACLの戦いも、8月末の準々決勝から一気に佳境に入る。両者には中国勢との対戦を制して東地区の最強クラブを決める準決勝での直接対決の実現を期待したいところだ。