日本代表の定位置争いを冷静に捉える岡崎 「絶対的な選手はいない」

トップ下との縦関係の重要性を再確認

 1トップでの出場を仮定すれば、岡崎のポストプレーで落とす先はトップ下の選手が多くなることが想定される。シンガポール戦では清武弘嗣(ハノーバー)がスタメン出場した。もちろん、香川真司(ドルトムント)も有力な候補だ。日本代表では慣れ親しんだコンビだが、改めてその縦関係の重要性を語る。

「1トップとトップ下の関係ではそれが大事。意識したワンタッチはすごく必要かなと思うし、特に次の相手は、そういうプレーがないとなかなか崩せない。リズムの変化でシュートを入れるとか、そういうプレーも必要かなと思います」

 岡崎はいかにして、守備を固めるカンボジアから得点を奪うかに集中している。日本代表の歴代得点ランキング単独3位の47ゴールを挙げているストライカーは、東南アジアの地で、55得点で歴代2位の三浦知良(横浜FC)に迫るゴールを虎視眈々と狙っている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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