アーセナルがアタッカー“2枚獲り”を画策? ザハに55億円オファー、“0円MF”とも交渉
ザハに正式オファーと英メディア報道、ポルトを退団したブライミとも接触
今季プレミアリーグ5位に終わったアーセナルが攻撃陣の補強に乗り出した。クリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハ、ポルトを契約満了になったアルジェリア代表MFヤシン・ブライミの獲得に向けて動き出していると、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
アーセナルのトップターゲットの1人となっているのが、元マンチェスター・ユナイテッドのザハだ。関心を示しているというニュースは以前から出ていたが、ついに正式オファーを出したとされ、オファー額は4000万ポンド(約55億円)だという。
ザハは引き続きロンドンに残ってプレーしたいと考えているようで、アーセナルは理想的な移籍先の1つとなりそうだ。しかし、クリスタル・パレスの要求額は8000万ポンド(約110億円)と、届いたオファー額とはまだ大きな開きが生じている。
ザハはUEFAチャンピオンズリーグでのプレーを望んでいると公言しているが、それでもザハの兄弟、ジュディカエル・ザハが「彼の夢はアーセナルでプレーすること」と「スカイ・スポーツ」に語っている。今後の交渉の進捗に注目だ。
そして、ポルトを退団してフリーとなったアルジェリア代表MFブライミとも交渉を行っているようだ。
29歳の同選手は、2014年ブラジル・ワールドカップでは元日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏(現ナント)の下でプレーし、一躍ブレーク。その年の夏の移籍市場でポルトに移籍した。
今季は公式戦49試合でキャリアハイの13得点をマークする活躍だった。ポルトはこのブライミの後釜として、日本代表MF中島翔哉を獲得すると報じられている。
まだ条件面での合意には達していないようだが、ブライミもウナイ・エメリ監督が求めるアタッカーとして有力候補のようだ。
ザハもブライミも2列目のサイドを本職とするアタッカー。獲得が実現すれば、プレミアリーグ得点王のガボン代表FWピエール・エメリク=オーバメヤンらを擁するフロントラインは、さらに強力なものとなりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)