冨安は「イタリアでもプレーできる」 元ボローニャFWが太鼓判「注意深く熱心」
実力を高く評価する一方、「マリーシアや闘志」に関しては成長の必要性を説く
ベルギー1部シント=トロイデンの日本代表DF冨安健洋は、セリエAボローニャへの移籍が確実視されている。そんな冨安について、ボローニャから同じベルギーのコルトレイクに期限付き移籍していたウルグアイ人FWフェリペ・アヴェナッティは、イタリアでの活躍に太鼓判を押した。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」のインタビューで語っている。
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アビスパ福岡の下部組織出身の冨安は、高校2年生の2015年にトップチームデビュー。翌年にはトップ昇格を果たしてプロ入りすると、2018年1月にはシント=トロイデンへの移籍が決定した。そして今夏、イタリアへのステップアップが報じられている。
順調にキャリアアップを重ねる冨安に言及したのが、ボローニャとベルギー1部という共通項を持つアヴェナッティだ。今夏スタンダール・リエージュへの移籍が決まっているアヴェナッティは、「コリエレ・デロ・スポルト」のインタビューで冨安に言及。ベルギーでの対戦経験を踏まえ、「(対戦では)僕をマークしたね」としたうえで、冨安を次のように評している。
「良い技術を持っていて、精神的に強い。実践力があって、注意深く熱心だ。ボールを上手く奪えるし、ヘディングにも強い。若い選手なので、マリーシアや闘志の面は、まだ成長しなければならないのは確かだけどね」
また、「ベルギーはイタリアよりも攻撃の比重が高い。つまりDFは楽ではないということで、ベルギーのDFは優秀なんだ。イタリアでもプレーできる」と断言。同じくベルギーのクラブ・ブルージュから加入予定のオランダ人DFステファノ・デンスビルとともに、ベルギーとイタリアのサッカーの違いを根拠に、その成功に太鼓判を押した。
すでにメディカルチェックを終えたとも報じられている冨安。対戦経験のあるFWからの“お墨付き”は心強いものになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)