ネイマールに“EU圏外”の壁 バルサはすでに3枠使用…「MSN」再結成へ問題山積
ネイマール復帰ならブラジル代表FWマウコムがプレミア移籍か
バルセロナで持ち上がっている移籍市場の話題と言えば、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール獲得の噂だ。実現となればアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとの「MSNトリオ」再結成の期待が高まるが、多額の移籍金など障壁は多い。その一つとして、バルサが抱えるEU圏外選手枠の問題があるとスペイン紙「AS」が報じている。
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PSGはネイマール売却の条件として「1億3000万ユーロ(約160億円)+バルサの選手2人」を提示しているとされる。ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョらを“交換要員”とする報道が出ているが、もしコウチーニョがそこに選ばれたとしても、バルサには現時点でブラジル代表FWマウコム、MFアルトゥール、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルと3人のEU圏外選手がおり、ネイマールが加入すると1人があぶれる状態となる。
このなかで最も放出の可能性が高いのはマウコムだと同紙は見ている。2018年夏に4100万ユーロ(約50億円)の移籍金でローマから獲得したものの、エルネスト・バルベルデ監督を納得させる働きを見せているとは言えない。クラブ側は売却先としてプレミアリーグを考えているという。
ビダルはインテル、中国超級リーグからのオファーを受けているというが、中盤の強度を高めてくれるタイプということもあってクラブ側はまだ手放したくない意向だとされる。同じことはゲームメーカータイプのアルトゥールにも言えて、2019-20シーズンに主力としての活躍を期待しているようだ。
ネイマールとポジションがかぶるマルコムの旗色が悪いのは濃厚ななか、本当にバルサはネイマールを呼び戻すのか――。バルサの補強戦略は当分の間、メディアを賑わせそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)